last-cinema

最後の映写機をまわす。ただ生きた、それだけの記録のために。

オールスターゲーム
そこで、殿堂入り選手の表彰があった。

ジャイアンツの斎藤雅樹
西武などて活躍した工藤公康
そして毎日などで活躍した榎本喜八

榎本さんはすでに亡くなっており、
息子さんが代わりに登場した。
その挨拶が、よかった。

ただ、中継の反応は淋しい物だった。
あれだけの功績のある選手。
そして引退後の悲運。
沢木耕太郎など、
多くのノンフィクションに描かれた人生。

それらに少しでも、触れて欲しかった。

一つの、人生、その重みに。

技術が世界を一瞬で結ぶ距離に縮め、
衛星が何万光年も旅できるようになり、
それでも少しの間しか、
少しの場所でしか、
生きられない人生について。

テロで多くの命が、
あっという間になくなる時代に。



敗れざる者たち (文春文庫)
激しく倒れよ (沢木耕太郎ノンフィクション)